僕が死ぬまでにやり遂げる100のこと

人生に迷わないように日々の足跡と目的地をここに記しています

完璧主義を言い訳にして前に踏み出せないのはただの馬鹿

今更ですが、浅井リョウ氏が書いた『何者』を先日読破しました。私も映画が大ヒットしていた頃に読む機会があったのですが、当時は就活の小説なんてわざわざ読むのはめんどくさいと先延ばしにしたまま積読本に放り投げてしまいました。

その中で自分の生活を省みるのに役立つ気づきがあったので備忘録として記しておきます。

 

本の物語の結末では、他人の空回りの努力や「痛い」とも評されそうな意識高い系を観察者気取りで見下す主人公の姿が露呈します。その主人公は抱え込んだコンプレックスを解消できずに他人の努力を笑っているうちに、自分の「痛さ」に気づけない状態になっていきます。もしかしたら気付こうとしていないだけかも。

そんな姿が今の自分に重なりました。

自分は他人の努力を笑ったりはしませんが、心の底では頑張る友人を妬み、頑張れない自分を見ないように目をそむけています。

特に、主人公の元友人のギンジが、世間の評価は得られないながらも、ボロボロの演劇をめげずに続けている姿、主人公はその無様な姿を自分が行動しない理由に結びつけている点が今の自分の情けなさを思い起こさせました。

 

ブログを始めたのも、自分が言いたいことをただ書き連ねようと思いながらも、なかなか思い通りの言葉を選ぶことができずに投稿ができなかったり、小説を書こうと思っても何かと言い訳を付けて机に向かわなかったり、そんな自分を見つめ直すきっかけになりました。

文章は拙いけれど、そんな自分に嫌になるけれど、何もしないよりは前に進める。そんな軽い気持ちでこれからブログ創りにも向き合っていきます。

 

まーじ書き終わって言いたいことまとまってないけど、ブログ初心者が最初から完璧なものは作れないよね。自分の不甲斐なさを認めながらボロボロの言葉が自分で歩き出せるまで磨いていこうと思います。