僕が死ぬまでにやり遂げる100のこと

人生に迷わないように日々の足跡と目的地をここに記しています

【それでも伝えたいことがある】就活に失敗して銀行員になる私が物書きを始めた訳

 

私には昔から『自分の想いを形にして皆に伝えたい』という漠然とした夢がありました。

なぜこんな夢を抱いていたのかずっと分からずにいましたが、今思えば、言いたいことがあっても自分のプライドや周囲の環境に押し込められ、心の声を溜め込んだ結果が無意識の内に夢になっていたのだと思います。

私のエゴで塗り固まった自分語りにもなりますが、良ければ私の夢の実現に付き合っていただきたいです。

 

 

【銀行員になる訳:表面的に生きてきた失敗の人生】

 

振り返ると私は『上辺だけを取り繕って』生きてきました。自分の心の底にあるエゴや、黒い感情をひた隠しにして、「いい人」を演じてきました。

 

栃木県の田舎で幼少期を過ごした私は、周囲の生徒より成績がよく、生徒会長や部活の部長など、模範的な生徒として周囲に評価されてきました。

「周りが自分よりバカだから、同じには見られたくない」

そんな気持ちを心に秘めて、だけど模範的で性格も良い生徒を演じ続けるなど表面的に生活する癖が自然と身についていました。

 

大学でもその癖は続き、周りの学生より優れていたいという気持ちがある一方で、彼らと競うだけの本当の努力はせずに、表面的に「努力している自分」を作ることで精一杯でした。

 

(そんな自分のいびつさに気づいたのは、ほんとにほんとに最近のことで、無意識のうちに情けない自分に気づかないようにしていたのだなと笑ってしまいます)

 

そして、就活は失敗しました。

本当はもっと、自分にしかできないモノづくりの世界に携わりたかったのです。しかし、私が手に入れた内定は、銀行という限られたパイを表面的な工作で取り合う、私が一番行きたくなかった場所だったのです。

 

思い返せば、そんな表面的に生きてきた私が心でモノづくりにぶつかる業界に受かるはずはなかったんだなぁと今では思っています。逆に言えば表面的な取り繕いが必要な銀行業界に受かるほど、私がひねくれているという証明にはなっているかもしれないですが笑

 

【失敗から学んだこと:悲劇に見舞われているのは自分だけじゃない】

 

就活に失敗し、銀行にしか就職できない未来を嘆いて、一週間くらい落ち込みました。けれども、世の中には何十億の人がいて、日本でさえ一億以上の人がいて、自分よりうまく行ってなくて死にたい人がいるんじゃないか、ふとそう思えた時に嘆いてばかりでいられないと思えました。

自分がなりたいものになれないのは自分だけじゃない、当たり前なんだって改めて考え直しました。

だから6月13日にブログを開設して、一歩踏み出してみようと思えました。世界にいる悲しんでいる人たちに、悲しいのは自分だけじゃないって、そう伝えるために。

 

【人生に迷走して、結局たどり着いた結論】

 

私は結局、本当にやりたかった『自分の想いを形にして皆に伝える』ことができる場所から一番遠いところに来てしまいました。おそらくこの文章を読んでくれる読者の方々にも同じような経験はあると思います。

人生には、想像よりずっとずっとうまくいかないことが多い。だからこそ、その悔しさ、やるせなさを分かち合いたいと思ってこの文章を書いています

 

一番遠いところに来てしまったからこそ、自分がやりたいことの尊さが身にしみて分かってしまった。ここから目的地を目指すのは途方もなく困難なことかもしれない。

けれども始めるより前に諦める失敗はもういらない。私は困難な道を、それでもまた歩き始める決心をします。

 

なりたいものになれないのはあなただけではない

けれど私は今からでもなりたいものになりたい

そのために一緒に努力しよう